あなたはデージーの花を知っていますか?
可憐な花姿と育てやすさからデージーはガーデニングでは王道といわれているほど有名な花の一つ。名前は知らなかったとしても、春に公園や学校の花壇等で、様々な色の小さな菊のような花が咲いているのを実際に見たことがある方が多いのではないでしょうか。
ふんわりやわらかな雰囲気と無邪気さを併せ持つデージー(ヒナギク)は、花びらは小ぶりでも華やかで、可愛らしい印象を与えてくれる春にぴったりなお花です。
デージー(ヒナギク)は色によって花言葉は違いますので、花言葉とともに名前の由来や意味を知れば、お祝いで利用する際にも心に響く贈り物になります。今回はデージー(ヒナギク)の特徴や開花時期、色別の花言葉やおすすめのプレゼントなど、贈り物に生かすポイントを詳しくご紹介していきます。ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。
デージー(ヒナギク)の基本情報|可憐な花姿や特徴
寒い時期でも花びらを開くデージー(ヒナギク)は、ヨーロッパや地中海沿岸を原産とするキク科の植物です。多くの品種があり、その品種によって色や形・性質は様々です。本来は多年草のデージー(ヒナギク)ですが、高温多湿になる日本の夏は暑さで枯れてしまうため、日本では秋に種をまいて一年草として育てられることが多い植物です。
キク科の花らしい素朴な姿が目を惹き、冬から春にかけて開花する姿が見られます。日当たりの良い場所なら元気に育つので、ガーデニングでは、初心者でも扱いやすく気軽に育てやすい点が人気で、忙しい人でも無理なくお世話できます。可憐な姿と丈夫さをあわせ持ち、見る人の心を明るくしてくれる頼もしい存在です。
学名 | Bellis perennis |
和名 | 雛菊(ヒナギク) |
英名 | Daisy |
原産地 | ヨーロッパ |
分類 | キク科ヒナギク属 |
開花時期 | 12月~5月 |
種類も多彩で、花の大きさが小ぶりなものが多く、白やピンク、赤など、花びらの色で印象が変わります。鮮やかな色合いが豊富で、白やピンク、黄色など多彩な花色によって、それぞれの花言葉やイメージが異なります。愛らしい印象からフラワーアレンジメントとしても人気があり、大切な人へのプレゼントにもぴったりです。
デージー(ヒナギク)の種類
デージー(ヒナギク)には花びらの形が2種類あり、リグローサ種とフィストゥローサ種があります。

リグローサ種は花びらの形が平らになる「舌状花」です。有名なものでは、リグローサ種はイングリッシュデイジーがあります。
■イングリッシュデイジー
白く小さい花が可愛らしいリグローサ種のイングリッシュデイジー。一重咲きですが、花つきが良いのでお庭や鉢を彩ってくれます。

フィストローサ種は、ストローのように花びらがくるりとまいている「筒状花」です。
■チロリアンデイジー
丸い形の約5cmの花型をしています。カラーが豊富。寒さに弱いので、注意して育てる必要があります。
■ポンポネットデージー
八重咲きで、ボリューム感があり、その名の通りポンポンした球状で主に赤、白、ピンクの花を咲かせます。チロリアンデージーより小さな2~3cm程度の花を咲かせます。
デージーの名前の由来|「デイズ・アイ=太陽の目」と呼ばれる理由とは?

デージー(ヒナギク)の名前は、英語で「day’s eye(デイズアイ)」と表現されていたのが変化して生まれたといわれます。太陽の光を浴びると花を開き、中心が黄色く明るく映る姿が、まるで太陽の眼のように見えることからこの名前がつけられました。
和名のヒナギクは、小さく可愛らしいキクに似た姿から名づけられました。長く咲き誇るため、延命菊(エンメイギク)や長命菊(チョウメイギク)と呼ばれることもあり、力強い印象と素朴であどけない魅力が共存しています。名前から受け取る意味も花の魅力をより深めてくれます。
デージーに込められた花言葉
デイジー全般の花言葉は、「希望」「平和」「美人」「純潔」です。
「美人」は、デイジーの学名「Bellis perennis」が由来とされ、「Bellis」は、ラテン語の「bellus(美しい)」が語源となっています。
デージー(ヒナギク)には平和や希望など前向きな花言葉が多く、その可愛らしさと相まって幸せな気持ちを届けてくれる存在です。人に贈るときは、純粋な思いや励ましを伝えたい場面で役立ちます。愛らしい見た目だけでなく、白やピンク、赤などの花色それぞれに豊かな意味合いがあるので、相手への想いを具体的に表すことができます。どの色を選んでも気持ちを素直に伝えられるため、贈り物や庭先のワンポイントにぴったりです。
デージーの花言葉は怖い?悪い意味や不吉なイメージの真相を確認
デージー(ヒナギク)に怖いイメージがついた背景には、シェイクスピアの悲劇「ハムレット」で「欺瞞」「虚偽」の象徴として登場した歴史があります。しかし実際の花言葉には不吉な意味はなく、純潔や無邪気といった明るい印象が多いです。文学作品が生んだイメージだけにとらわれず、色とりどりの花姿を楽しんでみてください。元気な色合いのデージー(ヒナギク)は、見る人を笑顔にしてくれます。プレゼントとしても好みに合わせて選びやすく、気持ちを励ます贈り物に活用できます。
色別で異なるデージーの花言葉|白・ピンク・赤・紫・黄色の意味一覧
赤いデージー(ヒナギク) | 無意識、愛情、深い心 |
ピンクのデージー(ヒナギク) | 希望 |
白いデージー(ヒナギク) | 無邪気 |
黄色いデージー(ヒナギク) | ありのまま、元気、応援 |
紫のデージー(ヒナギク) | 優雅 |
デージー(ヒナギク)は色によって花言葉が変わり、白なら無邪気、ピンクなら希望、赤は愛情や深い心、紫は優雅さ、黄色は元気や応援など、それぞれに豊かな意味を持ちます。小さく愛らしい花びらが集まる姿から、相手に思いを伝える際にとても役立ちます。色別の花言葉を踏まえて贈れば、より気持ちが伝わるギフトになります。
赤のデイジーの花言葉は「無意識」「愛情」「深い心」

情熱的な赤色のデイジーの花言葉は「無意識」「愛情」「深い心」です。
赤いデージー(ヒナギク)には深い愛情の意味があり、家族やパートナーへの気持ちを素直に伝えたいときに活躍します。
鮮やかな赤いデージーは、飾るだけで心が弾み、新生活や結婚のお祝い、大事な記念日のサプライズとしてもおすすめです。
ピンクのデイジーの花言葉は「希望」
優しいピンクのカラーのデージー(ヒナギク)の花言葉は「希望」です。デージーのやわらかないピンク色は、応援してくれているような気がして、「希望」を感じさせてくれます。身近な人が新しいことに挑戦するときには、デイジーのお花を、花言葉を添えて贈ってあげると喜ばれますよ!
デージーは「美人」という意味ももっているので、女性へ想いを伝えるシーンのプレゼントにもおすすめです。ピンクのデージーは、可愛らしい花束や小さめのブーケにして贈ると、日常の中にささやかな喜びを届けられます。
白のデイジーの花言葉「無邪気」
穏やかな気持ちを誘う白いデージー(ヒナギク)ーの花言葉は無邪気です。清らかで純粋なイメージから、大切な方へのギフトに利用すると和やかな空気が広がります。
例えば、子供の誕生のお祝いに花束として贈ると可憐な印象を与えられます。祝福の気持ちを優しい白で表現すると、相手の心にも優しく届きます。
華やかすぎない分、どんなシーンでも扱いやすく、幅広い年代の人に喜ばれます。
黄色のデイジーの花言葉「ありのまま」「応援」「元気」

黄色のデイジーの花言葉は「ありのまま」「応援」「元気」です。太陽のように鮮やかに咲く黄色のデイジーが「ありのままで素敵」という意味につながったといわれています。
黄色いデージー(ヒナギク)は明るさや元気を象徴し、贈られた人を励ます力があります。季節を感じられる華やかさがある黄色のデージーは、陽だまりのような色合いが一目見ただけで明るく前向きな心を呼び起こしてくれ、見ているだけで笑顔になれることでしょう。
黄色いデージー(ヒナギク)は卒業や新生活など新しい門出のお祝いにも合い、希望を胸に進む姿をそっと応援してくれます。
紫のデイジーの花言葉「元気」「健やか」

紫のデイジーの花言葉は「元気」「健やか」です。デイジーの健康的な美しさに元気で健やかな様子を見いだしたからといわれています。
見た目も落ち着いていて可愛らしいパープルカラーのデージーは、元気でいてほしい方への贈り物にぴったりです。祖父母への贈り物や、敬老の日のプレゼント、快気祝いといったシーンにおすすめです。
また、テーマカラーが紫となっている古希(70歳のお祝い)喜寿(77歳のお祝い)や、傘寿(80歳のお祝い)のプレゼントに添えて、「これからもずっと元気でいてね」というメッセージをこめて紫色のデージーを長寿祝いに贈ることもおしゃれで喜ばれるでしょう。
デージーが誕生花の日|あなたや大切な人の誕生日に贈れる特別な花
デージー(ヒナギク)は1月9日、1月12日、1月27日、2月15日、3月4日、3月5日、3月6日、3月10日、3月12日、3月17日、5月27日、5月29日、9月10日の誕生花です。
また、白色のデイジーは1月4日、赤は3月17日、紫は1月27日が誕生花です。
誕生花は国や地域によって異なりますが、どの日であっても気持ちを伝える役割は変わりません。可憐な姿と希望あふれる花言葉は、お祝いの場にぴったりです。特別な日のプレゼントとして利用すれば、相手の心を明るく彩る贈り物になります。お子さまの誕生日や大切な記念日に添えると、その瞬間がいっそう思い出深くなるでしょう。
デージーは縁起の良い花?ギフトやお祝いで利用したい幸運の理由とは
デージー(ヒナギク)は純潔や美、そして希望など前向きな花言葉を多く持ち、縁起の良い花として認識されています。贈り物に選ばれることが多いのは、家庭や職場など、どんなシーンでも明るい印象を添えてくれるからです。寒い季節にも開花する力強さから、人生の転機となるお祝い事で選ぶと喜ばれます。
大切な人を応援する気持ちや、長く咲き続ける姿に重ねて幸運を願う心が伝えやすいのも特長です。花束だけでなく、ブローチとして取り入れるといつものコーディネートがより一層華やかになります。ポジティブな花言葉を持つデージーのブローチは入学式や卒業式のレモニーにもピッタリのモチーフです。デージーは、日頃の感謝を込めたり、新しい門出を祝ったり、さまざまなシーンで活躍する心強い存在です。
デージーとよく似た花と間違わないためのポイント
デージーとよく似ている花にマーガレットやノースポール(クリサンセマム)があります。見た目がとても良く似ていますので間違われることもありますが、違いは花の大きさと葉で見分けることができます。
デージーは花の大きさで見分けよう
マーガレットは花の色が豊富で5cm以上の花が多いのに対し、デイジー(ヒナギク)は花の色が豊富で2~4cmほど、ノースポール(クリサンセマム)は白い花で3cmほどのものが多くなっています。
デージーは葉の形で見分けよう
またマーガレットの葉には春菊の葉のようにギザギザとした鋸歯があるのに対し、デイジー(ヒナギク)の葉はしゃもじのような丸い楕円形、ノースポールは、菊のように浅く切れ込んだ緑の短い葉をボール状に茂らせます。

マーガレットの花の中心は黄色いのが特徴で、白の他に鮮やかなピンクや明るい黄色のお花が、夏の終わりと春先に季節の訪れを告げるかのように咲き誇ります。マーガレットの花言葉は、「恋占い」「真実の愛」「真実の友情」「心に秘めた愛」「信頼」「誠実」「私を忘れないで」「優しい思い出」「貞節」です。

ノースポールの花言葉は「誠実」「清潔」「輪廻転生」です。これらの花言葉は、白い雪のような可愛らしい花を冬の訪れとともに咲かせることに由来しています。また、マーガレットより少し小ぶりの真っ白で清楚な花が冬から春の終わりまで次々と咲くことから「輪廻転生」という花言葉がついたとされています

ブルーデージー
「デージー(ヒナギク)」という名前がつく花の中には、別の種類のものも混じっていますので注意が必要です。例えばこちらは「ブルーデージー」です。
キク科ヒナギク属のデージー(ヒナギク)とは違って、キク科ルリヒナギク属に分類されています。
ブルーデイジーは、見た目がデージー(ヒナギク)に似ているため、いわゆる仲間として扱われることもありますが、厳密には別属で種類が違うため、デージー(ヒナギク)とは育て方や開花時期などが変わります。そのため栽培する際やプレゼントする際は混同しないように気をつけましょう。
まとめ|花言葉から贈り物まで知っておきたいポイント
いかがでしたか?
デージー(ヒナギク)には純潔や美人、平和、希望、ありのままなどの花言葉があり、小さな花びらからあふれる可憐な姿が多くの人を魅了しています。ヨーロッパや地中海沿岸が原産で寒い時期にも元気に花を咲かせるため、冬場も彩りを楽しめます。
色によって花言葉が変わるので、贈る相手のイメージに合わせて選ぶと気持ちが伝わりやすいです。祝いの席や結婚の記念日などに添えると、いつもとは違う特別感を演出できます。ギフトやお祝いのシーンでデージー(ヒナギク)の花言葉を取り入れてデージーのお花やブローチを贈ってみてはいかがでしょうか。