2024年の敬老の日は、いつ来るか知っていますか?
感謝の気持ちを伝える特別な日ですが、その意義や由来についてよく知らない方も多いのではないでしょうか。この記事では、敬老の日の意義や由来、そして敬老の日に喜んでもらえるおすすめのプレゼントを特集していきます。敬老の日をうっかり忘れていて直前になって慌てないように最後までしっかりチェックしていきましょう!
敬老の日にふさわしい、おばあちゃんやおじいちゃんに喜ばれるプレゼントは一体どんなものなのでしょうか。おすすめの選び方もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。また、孫と祖父母が一緒に楽しめるアクティビティや、敬老の日デビューのタイミングなど、敬老の日のお祝いで知りたくなる情報も満載です。
2024年の敬老の日、素敵なプレゼント選びやお祝いの仕方で、感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。きっとあなたの大切な人の喜ぶ顔が浮かぶ素敵なプレゼント選びができることでしょう。
2024年の敬老の日はいつ?その意義と由来
2024年の敬老の日は、9月16日の月曜日です。
ハッピーマンデー制度(今まであった祝日の一部を月曜日に移すことで、3連休を作ることを目的とした制度)が導入されたことで、敬老の日は2003年より毎年「9月の第3月曜日」となっています。日付は毎年変動するため、早めに確認しておきましょう。
敬老の日は、おばあちゃんやおじいちゃんをはじめとする高齢者を大切にするという気持ちを表現する日であり、感謝の気持ちを伝える大切な機会です。敬老の日やその由来を知ることで、さらにお祝いに意義を感じることができるようになるでしょう。
「敬老の日」とは?「としよりの日」や「老人の日」との違い
「敬老の日」は老人を敬い、長年にわたって社会に尽くしてきた高齢者の知恵や経験を尊び、彼らの長寿と健康を祝う日本の祝日です。敬老の日の由来は、昭和22年に兵庫県多可町で始まった「敬老会」という村の行事から始まりました。1948年(昭和23年)に兵庫県多可町で9月15日に「高齢者を大切にし、おじいちゃんやおばあちゃんの長年の知恵を借りて村づくりをしよう」と「敬老会」の行事をひらいたのが最初とされています。
その後、敬老会は周辺地域に広がり、1950年には兵庫県が「としよりの日」を制定します。翌年の1951年には、全国社会福祉協議会が9月15日を「としよりの日」と定め、老人を敬い慰め、励まし、老人福祉に対する国民の理解を促進することを目的として9月15日~9月21日までの1週間を運動週間として様々な活動を推進するようになりました。
後に「としよりの日」は「老人の日」を経て、1966年(昭和41年)に国民の祝日「敬老の日」に制定され日本全国で祝われるようになりました。また現在でも、9月15日は「老人の日」とされ、9月15日~9月21日までの1週間は「老人週間」とされています。
日本においては、人口の高齢化が進んでおり、福祉社会の発展と共に、高齢者を大切にする文化も広まっています。気軽に参加できる敬老の日のイベントも増えてきています。孫たちが一緒に参加できるイベントや、福祉施設での慰労会も開催されています
敬老の日のお祝いは何歳からするのが正解?
敬老の日のお祝いは、何歳からするべきかという明確な決まりはありません。以前は満60歳の還暦から敬老の日のお祝いを始めることも多かったのですが、今の60というとまだまだ現役世代として若々しく活動している方が多いので、敬老の日のプレゼントをもらっても「そんな年齢じゃないのに」「高齢者だと思われている・・・」ととまどってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、敬老の日のプレゼントを贈り始めるのにはタイミングも重要になってきます。一番スムーズなのは、孫が誕生した時です。おじいちゃんやおばあちゃんになった喜びでテンションもあがっており、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらっていることに対してのお礼と言えば一番受け入れてもらいやすいタイミングではないでしょうか。
次に、勤めていた仕事を定年で辞めた時なども良いでしょう。長年働き続けてくれたお礼として「お疲れ様でした」という感謝を込めて敬老の日のプレゼントをはじめやすいタイミングといえるでしょう。また、70歳(満69歳)の古希の時や、77歳(満76歳)の喜寿の時、80歳(満79歳)という長寿祝いでの節目の年齢を迎えた時も、敬老の日のお祝いをはじめる年にピッタリでしょう。
敬老の日のお祝いのプレゼントは誰から贈るのが正解?
敬老の日のプレゼントは、孫からおじいちゃんやおばあちゃんに贈ることが一般的に多いようです。お孫さんがまだ小さな子供さんの場合は、小さな孫に代わって両親が敬老の日のプレゼントを用意して、お孫さんからのメッセージと一緒に贈るということも、敬老の日の素敵なプレゼントになるでしょう。身内だけのお祝いではなく、長寿を祝う日でもありますので、日頃お世話になっている高齢者の方に敬老の日のプレゼントを贈ってもきっと喜んでいただけることでしょう。
いつから祝うべき?敬老の日デビューのタイミング
敬老の日デビューのタイミングは、子どもがおじいちゃんやおばあちゃんに気持ちを伝えられる年齢になったら始めるのが良いでしょう。また、祖父母が高齢になり、特別な気遣いが必要になってきたと感じたら、敬老の日を機会に感謝を伝えてみましょう。ただし、敬老の日に参加するかどうかは相手や家族と相談しながら決めることが大切です。
敬老の日のプレゼントに喜ばれるおすすめプレゼント
敬老の日に贈るおすすめプレゼントは何がよいでしょうか?まずは定番で人気の高いアイテムからチェックしていきましょう。プレゼントする人の好みをしっていればよいのですが、何を贈ればいいかわからない人やお世話になった方などで絶対に失敗したくない場合は、定番で人気の高いアイテムから敬老の日のプレゼントを選ぶと間違いないでしょう。
1.ブローチ
好みがハッキリしている高齢者の方にはブローチがオススメです。お花や植物のブローチはもちろん、敬老の日にぴったりなフクロウ、孔雀や亀など長寿や招福をイメージさせるようなモチーフまで、ブローチなら色々な種類のモチーフが揃うので、あなたの大切な人にぴったりのブローチがきっと見つかります。他のアクセサリーと違って、自分一人でもつけやすいのも人気のポイント。
プレゼントした時に特別なギフト感があるだけでなく、ブローチ自体にサイズ感があるので、箱にいれたままインテリアとして眺めていても置いているだけでキラキラとしていて素敵とあって、もらって嬉しい敬老の日のプレゼントランキングでは常に上位のアイテム。これだけ色々種類があるとプレゼントする方も選ぶ楽しみがありますね。
2. フラワーアレンジメント
1人暮らしや2人暮らしをしていたり、施設にはいっていることも多い高齢者は、観葉植物やお花を部屋に飾ることで、部屋の雰囲気を明るくすることができるので、敬老の日のプレゼントにもピッタリです。部屋のインテリアを彩るだけでなく、心身の癒しをもたらす効果が期待できるので、花を飾るだけで気分まで明るくしてくれることまちがいなし!華やかで目にも楽しいフラワーアレンジメントは、敬老の日のプレゼントとしては長年人気の高いアイテムです。
生花だと水替えや枯れた時の処理が億劫で高齢者に敬遠されてしまうこともありますが、ガラスケースなどにはいったプリザーブドフラワーなら水替えなどのお世話もいらず、ホコリもかぶらず、何年もきれいなままです。最近のプリザーブドフラワーはガラスドーム型だけでなく、飾りやすいフォトフレーム型やまるで花束のようにみえるアレンジメントがオシャレだと人気になっています。お花を見るたびにもらった人のことをおもいだせるので、とても素敵なプレゼントになりますね。
3. パジャマセット
肌触りの良いパジャマやルームウェアは、ぐっすり眠ったり、リラックスしたりするのにとっても役立ちます。「パジャマなんてなんでもいいわ」と思っている年齢層だからこそ質の高いパジャマやルームウェアを贈ることで、その違いにビックリすることも。着ている時間の長いパジャマやルームウェアをオシャレで着心地のよいものにすることで毎日が楽しく過ごせそうですね。
リラクゼーショングッズやルームウェアは、普段の生活で快適に過ごせるアイテムです。高齢になると体が冷えやすくなるので、暖かい靴下やソックスなどは重宝されます。
4. 敬老の日に贈りたいスイーツセット
お菓子は、日本のおじいちゃんやおばあちゃんに喜ばれる定番の贈り物です。ただ、お煎餅などの固いものを食べることができない方や、病気の方でこれは食べることだできないと決まっている方もいらっしゃるので、事前に何を食べることができるのか確認しておく方がよいでしょう。
やわらかくみずみずしいゼリーなどは、何歳になっても食べやすいのでオススメです。特に大阪の有名な老舗の果物屋さんである山口果物さんのゼリーなら新鮮なフルーツがたっぷりはいっていて、味まで1つずつ選べるとあって人気が高いアイテム。
また、クラブハリエのミニサイズのバームクーヘンも甘さが控えめで美味しいのでオススメです。しっとり系なので喉につまりにくく、食べきりサイズで個包装になっているところも高齢者には嬉しいですね。
5. 男性からも女性からも人気が高い職人の手仕事物
様々な経験を持ち、昔ながらの美しい手仕事に慣れている高齢者のおめがねに叶うのは、やっぱり日本の職人さんたちが手間暇かけて作り上げた手仕事の物が一番!見ているだけでほれぼれしてしまう手仕事には作り手の想いが沢山つまっています。
手仕事だからこそ、「自分のために一生懸命選んでくれたんだなぁ~」という想いも伝わりやすいアイテムです。お酒好きの人なら、錫の力でお酒やお水まで美味しくなる酒器や、炭を薄く塗り重ねたオシャレなツリー、寒いなと思った時にパッと簡単につけることができるカシミヤのネックウォーマー、そして意外にとっても喜ばれるのが皇室御用達の傘です。
傘は高齢者の方でも、透明傘を使っていたり、お手頃価格の傘を使っていることが多いアイテムなので、織物でつくられた傘などを贈ると、その見た目の良さはもちろん、質の違いにビックリされる方が多いそう。日傘にもなるタイプだと、普通の日傘と比べて頭が暑くならないとあって、本当に喜ばれるアイテムです。
職人さんの手仕事にはいろいろなアイテムがありますので、贈る方が喜びそうなものを選んでみてくださいね。
敬老の日のプレゼントにプラスワンしたいプチプラアイテム
メインのプレゼント一つだけだとなんだかさみしい時や、お花と一緒にちょっとしたものも一緒に贈りたい時におすすめなのがプラスワンアイテムです。特にルームフレグランスなどのリラクゼーショングッズや、思わず抱きしめたくなるかわいいカイロなどは、普段の生活を快適に楽しく過ごせるようにしてくれるアイテムなのでオススメです。
また、高齢になると体が冷えやすくなりますので、履くだけで暖かい靴下や、いろんな味が楽しめるティーバッグタイプの紅茶ギフトなども重宝されます。700円~3000円くらいまでのプチプライスばかり!
孫と祖父母が一緒に楽しめるアクティビティ
お孫さんとおじいちゃん&おあばあちゃんが一緒に楽しめるアクティビティに挑戦すると、お孫さんとおじいちゃん&おばあちゃんの距離が一気に縮まります。一緒に楽しむアクティビティは、世代を超えて親しまれるものが良いでしょう。
例えば、公園でのお散歩や遠足、家での料理や手作りクラフトなど、おじいちゃんやおばあちゃんと子供の活動が無理なく楽しく一緒にできることが大切です。以下は、お孫さんと祖父母が一緒に楽しめるアクティビティの例です。
お孫さんと祖父母が一緒に楽しめるアクティビティを通じて、もっと絆を深めましょう。
感謝の気持ちを伝える、素敵なメッセージカード
敬老の日には、感謝の気持ちを伝える素敵なメッセージカードを贈りましょう。おばあちゃんやおじいちゃんへのお祝いとして、心のこもった一言を添えることが大切です。
孫からの手作りカード
孫たちが自分で作ったカードに、心からの感謝のメッセージを添えて贈ることで、おじいちゃんやおばあちゃんの心をやさしく温めることができます。プレゼントといっしょにこんな手作りカードも一緒に贈るととっても喜んでもらえそうですね。
最後に、自分たちからもメッセージカードを添えて、日頃から感謝している気持ちを伝えましょう。おじいちゃんやおばあちゃんがどれだけ大切に思われているかを感じてもらえることで、喜びはさらに大きくなります。
敬老の日に孫から贈るメッセージ文例集
おじいちゃん、おばあちゃん いつも一緒に遊んでくれてありがとう。
100歳になっても、ずっとずーっと長生きしてね!
みんなで敬老の日のプレゼントを選んだよ。大好きなおじいちゃんとおばあちゃんに喜んでもらえると嬉しいな!またおじいちゃんとおばあちゃんのお家に遊びに行きたいな!今度ふたりに会えるのをとっても楽しみにしているね。
いつも見守っていてくれて、いつも気にかけてくれてありがとう。僕たちといつまでも一緒に遊べるように、ずっと元気で長生きしてね!!じいじもばあばも大好き!
いつもかわいがってくれてありがとう。じぃちゃんもばぁちゃんもまだまだ元気で長生きしてね。
2人の優しい笑顔をみるのが大好きです。
普段はありがとうなんて照れくさくてなかなか言えないけど…。本当はいつもありがとうって思ってるよ。
まとめ:敬老の日プレゼント選び
いかがでしたか?
きっと喜んでもらえる敬老の日プレゼント選びについて詳しくご紹介してきました。あなたの大切な人に贈りたくなる敬老の日のプレゼントはありましたか?
感謝の気持ちを伝える素敵なメッセージカードや心に届く言葉の書き方、おじいちゃん&おあばあちゃんが一緒に楽しめるアクティビティなど、さまざまなアイデアもご紹介しました。ぜひ参考にして、敬老の日に感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。きっと想像以上に喜んでもらえるはずです。
あなたの大切な人の敬老の日が素敵な日になりますように。