「子」はネズミを指し、十二支の「子」の元々の由来は、中国の漢書で「孳」という字にあります。繁殖する・うむという意味を持ち、新しい生命が種子の中に萌し始める状態を表していると言われています。十二支は一年間の植物が循環する様子を表しているため、十二支の一番目の「子」は生命の誕生や始まりの意味があるんですね。 鼠は幸福をもたらす動物として、古くから日本人に大切にされてきました。
『古事記』では、野火に囲まれて困っている大国主命を助ける動物として描かれ、また、仏教では七福神の大黒天の使者として祭られていることから「財力」を表すほか、「行動力」も意味します。鼠は子だくさんであることから、子孫繁栄のお守りとしても多くの人たちに親しまれています。幸福をもたらすといわれるネズミにあやかって、ネズミのブローチをいつものファッションに取り入れれば、縁起が良く、かわいらしく親しみやすい雰囲気になります。あなたにとって、運気アップと共に素敵な一年となりますように。。。